松毛川生態系ガイド
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松毛川の生態系
 
     
 松毛川の周りには、昔の狩野川沿いに生育していた貴重な自然が残されていますが、今日では、こうした「ふるさとの森」は、寺社などの鎮守の森として所どころに残されているだけとなりました。松毛川沿いの森や神明宮の森は、昔の自然の面影を残した大切な森です。

 このふるさとの森を失えば、もう二度と昔の森を見ることはできなくなります。緑豊かな自然の風景を失う前に、今残されている自然の素晴らしさを学び、大切にし、次の世代に受けついで行く事が望まれます。

 今後は、松毛川の植生植物、トンボ、野鳥、魚類、さらには、周辺の人里の風景や景観を、ふるさとの貴重な自然として大切に守りながら、自然と人が共存できる生態系を復元したいと考えています。静岡県東部地域では全く失われてしまった自然が、ここ松毛川沿いに奇跡的に残されています。このかけがえのない自然を残すために私たちは次のような活動を行います。

1.  さまざまな生物に触れられる豊かな環境づくり(ふるさとの自然づくり)を行う。
2.  自然と人の共存できる豊かな環境づくりを行う。その土地固有の動植物を、守り、育む。
3.  固有の風景を神聖な地域(サンクチュアリー)としてシンボル化する。水田や畑、池、沼、森をふるさと自然生態園として元の状態に戻す。
4.  ネイチャートレイル、観察地の内容など正しい知識を広める活動をすすめる。
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